ニュース欄及び弊社Facebookページで何度もお伝えした「バングラデシュ視察ツアー」ですが、無事に全行程を終えて帰国しました。今回の視察ツアーでは20名を超える大勢のご参加をいただき、ツアーにご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。気候、食事、時差等慣れない環境の中での視察ツアーだったので、後半は体調不良を起こした方もいらっしゃいましたが、皆様無事に帰国できて、本ツアーを企画した立場としてホッとしております。
人件費の高騰、人材確保の困難、品質の不安定、納期遅れ等問題が多数噴出している中国との取引に困っておられるアパレル業界の方をメインターゲットに、「チャイナプラスワン」の可能性を感じていただくために今回のバングラデシュ視察ツアーを企画いたしました。今回の視察ではできるだけバングラデシュの生の情報を感じ、体感していただくため、日本の検査会社を訪問したり、バングラデシュに既に進出している日系企業の方との意見交換を行ったり、いい情報だけではなく悪い情報も含めてバングラデシュの現状を感じていただける視察内容としました。その結果、参加者の皆様からは非常に参考になったと感謝のお言葉を多数いただきました。
総じて言えば現時点のバングラデシュの状況は「10-20年前の中国」という印象でした。具体的な事例は次回以降の報告でレポートいたしますが、ツアー参加者皆様もそのような感想を持たれていました。なのでバングラデシュとの取引はまだまだ未整備な点がたくさんありますが、これをチャンスと捉えるか時期尚早と捉えるかは判断が分かれるところではないかと思います。いずれにしろ今後のことを考えると、バングラデシュという国は無視することのできない重要な国の一つであることは間違いないと思います。
詳細は次回以降の報告でレポートさせていただきます。