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海外取引のリスクヘッジ

2012/06/12 お知らせ

海外企業との取引においてリスクはつきものです。

輸送途中での貨物の損害。納期遅れ。為替の変動。ブランド、製品の模造。品質問題etc.

リスクの中には保険でカバーできるものとそうでないものとがあります。貨物の損害や盗難等の損害については貨物保険でカバーできますが、品質や納期については保険でカバーできないので当事者間で解決しないといけません。

その他に海外に輸出した商品の代金回収不能をカバーする貿易保険。相手国の政情不安、急激な為替変動による資金繰り悪化、他事業の不振による資金繰りの悪化、労働争議による工場閉鎖などが原因で輸出代金の回収ができないケースがあります。そのようなケースに備えての保険が貿易保険ですが、今までは大手企業がこの貿易保険の主な利用者でしたが、中小企業の海外取引が盛んになってきたことや、国による中小企業の海外取引支援の一環で、中小企業でも貿易保険を扱いやすくなってきました。

取引する相手国や相手企業によって保険の料率は代わりますが、1,000万円の契約を中国の企業と交わした場合の貿易保険(中小企業輸出代金保険)の保険料は、約80,000円となります。契約金額の0.8%程度です。

貿易保険は独立行政法人日本貿易保険があつかう保険ですが、取扱の裾野を広げるため下記の地方銀行と提携して相談に応じています。

北海道銀行/七十七銀行/常陽銀行/北陸銀行/京都銀行/池田泉州銀行/広島銀行/伊予銀行/福岡銀行/親和銀行/熊本ファミリー銀行

海外に輸出する際に代金回収のことで不安を感じることがあれば、貿易保険を検討されることをお薦めいたします。
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