--革靴工場レポートー 第一回
今回訪れた工場は、日本に輸出実績のある工場の一つ。まず、ダッカ市内から車で揺られること2時間半~3時間、工場が集積するガジプール地区にその工場はありました。(3時間といっても、距離はせいぜい50キロ。渋滞の凄さは皆様の想像に難くないでしょう)
-革靴ができるまで-
まずはなめした皮をカッティング工場に運び、部分ごとに様々な形へ変えられていきます。
パーツ工場では、靴底や中敷など、靴を構成するのに欠かせない部分を製造します。様々な鋳型が保存、作製されています。
こちらは縫製工場。大きな縫製ラインでカッティングされた革が一つに縫い合わされていきます。
仕上げ工場です。
この細かい作業、品質に厳しい日本のメーカーさんをうならせる程の丁寧な線引き。これらの工程は通常省かれることが多いとの事。ここにも品質管理への高い意識が伺えます。
各所に設けられる品質チェックポイント。
裁断・縫製・仕上げ・色合い、随所にチェックポイントを設け、不合格品は商品として出荷されません。針管理はラインごとに徹底されています。
以上、工場の大まかな流れと厳しい品質管理の様子をご紹介してきました。
次回は工場レポート番外編をお伝えします。
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